2014/11/26 カウアイ回想

実は今回、大変悔しい思いをしている。
今までに3度見た事がある。
というか遭遇している。
火球である。
一度目は余りに昔でどこだったか記憶があやふやになってきた。
二度目は30年前。
生駒山から大阪の夕景を撮影しているとき。
4×5インチカメラのカットホルダー(フィルムホルダー)の交換時。
音が聞こえたんじゃないかぐらい近くに感じた。
ボォッ!と火の玉が走り黒い濃い煙りが後に続いた。
一人だったので証明しようがないが。
今回も崖の上で一人。
谷底は約1,000メートル。
高い所がダメなのだが真っ暗なのがせめてもの救い。
今回はデジタルカメラで15秒の露光時間。
ノイズリダクションを使用していたので一枚撮るのに最低30秒。
その三十秒の空白のにそいつはやってきた。
青白い炎が何度か燃え上がり目の前を横切る。
そう今までにない長さで見せつけられた。
地団駄踏むというより気が抜けた。
3度も見た、ということで縁があるのか。
はたまた3度しくじったのか。
また見れるかなぁ。
141118-2
SONY α7S 16-35mm F2.8 ZA SSM 15.0 秒 (f/4.0) ISO6400
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