2004

1月  
 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
中吉である。昨年の凶からすれば大飛躍、のはずなのだが、出だしは全く去年と同じ、いやそれ以下なのだ。
またまたパソコンに翻弄されての船出でなのだ。自慢のiBookは液晶が潰れ、パワーマックG4はといえばADSLとの相性が悪くインターネットが安定しない、とまあいくら時間があっても足りないし事は前に進まない。と言うわけで1月はあれこれ休みました。申し訳ない! 2月からはパワー全開、ガンガンいっとけ!オレオレオ!!なのだ。よろしく!
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1/23 湖北

24日 
 先日もしかしたら....と思い観覧車に乗ってみた。阪急村にある真っ赤なあれである。ビル群の中にあり、ましてビルの上にある巨大観覧車である。建設当時からチェックはしていた。しかしあえて近付きはしなかった。そう高所恐怖症なのだ。でも飛行機となると(大きいのに限る)そうでもない。そこで魔がさした。いけるんちゃう?頑丈そうだし今日はおあつらえ向きに無風である。テレビの中の中島美嘉だってたのしそうじゃン。..........。大きな瞳?は堅く閉じられ、手の中の携帯は汗でビチョビチョ、長い長い15分はとてつもない疲労を体内に蓄積せしめ、次の日案の定、寝込んでしまった。教訓! 年寄りの冷や汗。(汗をかいたら着替えよう。)なんてね。
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 寒波到来! 今年も行って参りましたよ、高見山。夜更かしで、ほとんど寝ずにご来光を目指してまだ暗い中をひたすら登る。雪は少ないが凍っているのでアイゼンをつける。ゆっくり登って1時間、楽勝!ではなかった。登山口で-6度である。しかし敵は寒さではなかった。足が上がらない。息が苦しい。そして大量の汗。なんかおかしい、絶対変だ。意識はもうろうとし、馬の背でもないのに滑落しそうになる。(こう書くと大した山みたいですが普通なら安全に1時間ぐらいで登れます。)やっとの思いで山頂に着くも強風と悪天候でほとんど何も見えず、また重い荷物を背負って帰ってきた。しかしああいう時にはいろいろと考えますな、写真以外のあんな事こんな事。昔、観音巡礼をやった事があるが、あれと似てない事はない。そこに辿り着くまでに、あれやこれや考える、思いを巡らす、これこそが大事。いろいろな事に気づかされる。生きてるって深いなぁ。
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 218日まで大阪クリエイトギャラリーでアンコール撮影ツアー展やってまーす。地下鉄肥後橋駅、大阪フェスティバルホール1F。是非見に行って下さい。
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 青森の十和田、八甲田に行ってきた。近いようで遠く、遠いようで近い。微妙な距離なのだ。3日しかないのでもちろん飛行機、これは速い。三沢までひとっ飛びなのだ。しかしその後が大変。ホテル側の策略によりまるでハワイに着いた後ショッピングセンターに連れられるがごとく足止めをくってしまい到着がおくれる。結局遠い?? 撮影はといえば、東北の厳しい自然に揉まれカメラも可哀想だったが「手ごたえあり!」って感じ。楽しみなのだ。
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3月5日
 お水取りの季節である。この時期は公私共に忙しい。3月1日から14日まで毎夜でもあの松明を見に行きたい。炎に眼は釘付けは心はグワングワン揺さぶられる。明らかに高揚している自分がいる。しかし、である。
勘違いの民はここにもいる。みんなの為に観音様に罪を懺悔し平和を祈る行(ぎょう)がおこなわれてるその時に喧嘩が始まる。「おれが挨拶したのに無視した。」とか「あそこの場所はおれの方がはじめに撮ったんや。」とか。よくそんなこと観音様の前で言えるねぇ。呆れてものの言えない。(有り難い)、と思う事、その意味を考えさせられた。これも観音様のお導き。
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 午前零時十五分、ダッタンも終わり一ヶ月にも及ぶ修ニ会も幕をおろした。炎と水。相反する二つの魂が今一つになり昇華した。見上げると空には満天の星。こぶしの膨らんだつぼみが春を告げていた。
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 奈良公園の近くを車で走っているとなんと白モクレンが満開ではないか!もっと驚いた事にその隣には薄いピンクの並木が.........。八分近かった。心の準備が出きてないよー! きっと桜もそうだろう、ボソボソまだらみーつけた。
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 3月もそろそろ終わり。今月も東奔西走、ばたばたとしていた。唯一の趣味?のスキーの季節も今年はもう終わり。来シーズンを楽しみに来月もファイアー!!なのだ。最近疲れた顔をしていたのか、ニンニクやら何か身体に良いものを付け込んだようなお酒をもらう。嬉しいけど複雑......かな。
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伏見春景 3/23

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サクラの頃1

福井、足羽山のサクラは満開で待っていてくれた。三人の美女とともに。雨がサクラを、オンナを艶やかにする。
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サクラの頃2

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 花盛り花ざかり。吉野山はサクラ一色。
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 乗鞍、上高地にこの時期初めて入った。すばらしい!! 冬から新緑までの季節がこんなにも変化に富んでいるとは! 恐れ入りました。また来ます。 
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 雨、雨、雨。桜にチューリップ、しゃくなげにバラ。雫がしたたり艶艶の色っぽさをみせてくれる。
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 いよいよ今日から写真展「祈りの炎」がはじまるのだぁー!! 実は興奮して昨夜は眠れなかった。ドキドのである! 
5/21  10:00~12:00 5/22  14:00~16:30 5/23  10:00~17:00 5/26  10:00~17:00 5/28  10:00~17:00 5/29  10:00~15:00 5/31  10:00~17:00 6/01  10:00~12~00  17:00~18:00
は会場にいる予定です。
私の顔を見たい人も、そうでない人も御参考まで。
ちなみに初日から多くの方に来ていただきましてありがとうございました。
また、午後から仕事で会場を空けなくてはならず御迷惑をおかけしました。
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 写真展会場に訪れる人も一段落して今は(11:10)ひじょーに暇なのだ。暇な時は、あれしてこれしてと思っていたのだが何をするのか忘れてしまった。しかし午後からは来客が続く予定。昼寝がしたい!
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 大盛況の写真展。一度見た人が薦めてくれて新たに見に来てくれる。なんともありがたい。写真家みょうりに尽きる瞬間である。
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6月2日
 吉村玲一の西方見聞録
 今パリのシャルルドゴール空港なのだ。これからマドリッド。そう情熱の国スペインに突入なのだ! 今回はアンダルシアを巡る旅。またまた、あっちにぶつかりこっちにぶつかりの珍道中になるのか!?
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は快適にマドリッドにに向け飛行中。今日3度目の機内食をたいらげると時計は2620分眠いはずだ。今回のアンダルシア凸撃隊のメンバーは私を含め8名。さすがに皆お休みモードである。明日はスペインが誇る高速鉄道AVEでアンダルシアの要都セビリアに突入なのだ。久々のセビリアに高鳴る鼓動。やっぱり旅はいいねぇ!
dogoru

ディマージュA2

6月3日
 AVE(スペインの新幹線)でマドリッドからセビリヤへ! 速さにはなれているがこの開放感。さすがラテン系! 喫茶室は立食形式、テーブルがしゃれている。いっぱい150円ぐらいでコーヒーが飲め、車窓からの眺めも最高、皆まくしたてるなおしゃべりに夢中である。港町カディスの浜辺に立つプラジャ・ヴィクトリアに泊まる。
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月4日
 早起きは三文の徳。今日の朝は朝食まで自由撮影。月夜の海が幻想的。真っ暗の中5時過ぎより海風を感じる。朝食後はヘレス、そして 10年ぶりの白い村、アルコス・デラ・フロンテーラである。懐かしー!中心部は少しも変わらぬ素朴さを見せてくれた。がしかし街の増殖には目を見張るものがあった。古い部分を残しながら街は確実にまさに増殖という言葉がふさわしく通り生きていた。
夜、小さな街の祭りにいく。移動遊園地も来ていてなかなかのものなのだ。女の子達(0 才~?才)はカルメンのごとく着飾り踊り、おしゃべりを楽しむ。明日結婚するというカップルの幸せの絶頂のキスをインスタント写真をとってあげると二人よりキスのお返し。彼女だけで良かったのに....。しかしまあ陽気デアル。明日の結婚式に是非こい!親族挙げて歓迎するぞ!とまあ大変な気にいられようだ。大分、後ろ髪を引かれたが丁重にお断りしてロンダを目指す。たのしー!
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ディマージュA2

カディス泊
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 一面のひまわり畑。アンダルシアだー! アルコスからロンダに向かう途中の起伏のある丘に咲くひまわり。その背後にある白い建物。見事にアンダルシアしている。偶然見つけたこの出会いに皆夢中でしばし時を忘れる。 ロンダでは地元ガイドに旧市街を案内してもらう。この人がまた良い人!昼食をはさむ時間超過の申し出。もちろんチャージ無し。愛するロンダをもっともっとしってほしい、ただそれだけ。泣かせるじゃありませんか。とことん見ますよ!ということで歩きましたロンダの街。ファンタスティック!
マルページャ 泊。この旅の案内人、ミスターM と露天のバー?で人生のあれこれを話す。同い年ながら天晴れな人生。語学堪能、陽気で人なつっこい。スペインの兄貴と勝手に思う。ひとり一人にある才能、生かすも殺すも自分次第。
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ディマージュA2
 マラガの港で地元自転車チームの集団と遭遇!かなりのハイテンションのおじさん達。こちらも負けてないよー! アンダルシア弁対関西弁なのだ! 放っておいたら止まらない。 アドレスを交換して別れを惜しむ。 城跡に登り街を一望。現代の闘牛場のごとくサッカースタジアムがでんと構えている。今回のフラメンコはただのショウ。昔見た時の方がよかった。

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ディマージュA2

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 グラナダ2日目。アランブラ宮殿、およびアルバイシンの探索。今夜からグラナダのフェリア。花火にときめく。
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ディマージュA2

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 アルカウデテ。まず観光には行かないであろうこの村でジプシー達の歓迎にあったのだ。村に入った途端ビンビンに観じる視線!! これが外人さんに向けられるという異人ビームなのか!? しかし、しかしなのだ。 子供の写真をとってあげると今度は友好ビームの雨あられ。こっちも撮れ、今度はこっちだでうるさいよもう!! ぐらいの勢いでスペインの関西人(アンダルシアの人たち)はしゃべくりまくるのであった。
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 コルドバ! ヨーロッパのフライパンといわれるアンダルシア。その真んまん中の都市コルドバ。この日も夕方の探索にもかかわらず40度。いくら日陰は涼しいとはいえ結構きつい。メスキータ内のひんやりした空気が有り難い。
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 この日はAVEでマドリッドに移動。このスペインの新幹線は実に快適。5 分遅れると運賃はいらないよ!なのである。なんとかピザより凄い!! マドリッドからトレドへバスで移動。
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明日はカテドラルに納められた宝物、聖餅顕置台が街を行幸する年に一度の祭りとあって道筋にあたる家々は装飾で美しい。いい時にめぐりあえた。しかしコロンブスが持ち帰った金も使われているというその聖餅顕置台は明日の本番の為カテドラルから移されてお目にかかれず。残念。迷路の様な旧市街地をミスターMの案内で中へ中へ入っていく。スペインではその街のライセンスをもったガイドがつかないと説明を受けながらの撮影等は行えない。従って今回も現地ガイドついての撮影になるのだが、そのガイドがこんなとこ知らんし来たくもない!!とブーたれるぐらいのコアなところまでミスターは我らをつれていく。光と影に異文化の香りにクラクラとしながら狭い路地を彷徨う。
余談ですが、
灼熱の昼下がり、小さな村の路地を撮影しようとカメラを構える。すると前方にあるではないか、犬のン!艶艶として2匹の蠅まで嬉しそうに飛び回る。邪魔である。絶対に邪魔である。意を決し路上の石ころを拾いその物体の移動にかかる。するとどうだろう、予想していた触感と違うのだ!何だこれは本物か!!石だこれは....。そう余りの暑さと乾燥によるドライ製法により、見た目もウエットな一物が出来上がっていたのだ。カラカラと音を立て軽快に転がった物体はお湯をかけたらどうなるんだろう。
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 スペインから帰って翌日、そう今日は奈良県の滝谷花しょうぶ園なのだ。台風の大雨の後、健気にも花は咲いている。
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 石垣島。ではなく宮古島なのだ。
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 7月はハスなのだ! ホントよく撮った。 そしてあっという間に駆け抜けていった7月。〆の片山津は晴れ後雨あり虹もあり。もちろん温泉つき。いう事なしの大満足。
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 ハチに刺される! 写真教室の実習で岡山県の東粟倉の山中に行く。ハイキングコースの入り口に熊注意の看板と貸し出し用の鈴が並ぶ。その後ろにハチにも注意の看板。優先順位から行けばやっぱ熊かな? 霧の中幻想的な風景が現れては消えまた現れる。夢中で見入る。しかしである。なんか変だ!さっきから右足がチクチク痛む。ふと目をやると、ギャー!! 思わず叫びそうになった。スズメ蜂よりひと回り小さなハチが10匹ほど足に群がっているではないか! 振り払おうにもしっかりとズボンに噛み付き尾をまるめ、針を突き刺している。さすがにあせった。夕方のニュースが頭をよぎる。載りたくないな。走ってその場を離れ何とかハチを引きはがす。針が残っているのかズボンと擦れるとチクチクする。しかしこまった。カメラを現場において逃げてきたのだ。見るとカメラは撃沈寸前の航空母艦の様。爆薬(針)を抱いた攻撃機は我が物顔に周りを旋回していつでも第二次攻撃に移れる体制だ。 とはいえ風も出てきて三脚に傘を取り付けた状態の我旗艦は非常に危険な状態である。 少し近付いてみる。2,3機がうなりをあげて突っ込んでくる。恐い! 全くなすすべ無し。 しかし集合時間の事もある。ここは一つ腹をきめて、とばかりにレインウエアーに身を包み決死の救出作戦にうって出た。脚に3ヶ所、腹に1ヶ所被弾。なんとか帰還するも脚に大きな痣が残る。ハチ、恐るべし!!
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 8月はひまわり。
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 先月下旬からの夏風邪がのこり、ハスキーボイスに磨きがかかる。声だけなら相当いけるんじゃないか? などとまんざらでではなく思ってしまう。 旅のテクニカルコーチ(勝手にそう思っている)のH嬢からの便り。なんとボルネオだー!! いーとこついてくる。 実は密かに狙っていたとこ。 詳しい話を聞きたいが公私共に忙しいらしい。 すごいぞ! H嬢!
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 今年の彼岸花はとにかく早咲きが多かった。曽爾高原のすすき、上々の発育である。撮影が楽しみ。
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 台風の多い年である。2週間に一度、本州上陸がされてるような感じである。また今年の台風は勢力も大きく威張り散らして各地に大きなな被害をもたらしている。自然の驚異を改めて感じる。
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日から20日の日程で白馬に行っていたのだが今回も台風の合間をぬっての撮影。いつもながら運のよさ(?)我ながら感心する。白馬は初冠雪。山の上は晩秋、そして中腹は錦織り成す紅葉の美しい事この上ない。里のすすきもなかなか風情あり。
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 晩秋の上高地。この時期の聖地は本当にすばらしい。昨夜よりの冷え込みにより予想通りに霜が降りた。陽が昇るまでは青く沈んでいた草木達が陽の光りを浴びいっせいに輝きを放つ。一歩も動けない、立ちつくし、ただただ見入ってしまう。そんな光景めったにない。有り難いのだ。出る声は感嘆詞のみ!
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 またまた福井県鯖江市にお邪魔なのだ。今日は紅葉セミナー&撮影会。好天にも恵まれ良き人達にも会え、張りのある心地よい一日が過ごせたのだ。着物でモデルをお願いした美人母娘のあすかちゃんとお母さん。有り難うございました。
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 車を替えたので試運転がてら天川渓谷にいってみる。土砂崩れの為、上北山方面への通り抜けが出来ず、残念。酷暑と台風の為か色付きの浅さが気になった。
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 なんかしりすぼみの あれこれ になり申し訳ございません。 やっぱ書くのは向いてないのかなぁ。
12月のハイライトは阿蘇。菊地渓谷&バルーンフェスタ。期待以上の面白さありで大満足だったのだ。
kikuchi


雨に煙れ 菊池渓谷

aso-b


阿蘇バルーンフェスタ












 
 
 

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