2003

15日  
 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
年末からずっとパソコンと苦闘していて少しは詳しくなったように思うのだが..。ハードディスクを初期化し、OSからすべて入れなおすという私にとっては神業的な作業をしていたのだ。またマックユーザーという少数派に属する為、情報も少なく悲しい思いをしてしまった。まあでも取りあえずは動くようになったことだしボチボチと修復アンド構築していこう! 1/6より1/12は北海道なのだ。といっても舞鶴からフェリーに乗っていくので現地にはそんなにいられない。貧乏人は辛いねぇ。とは言うものの基本的に2等寝室がすきなのだ。以前なんかのつてで、特等室を使ったことがあった。それも一人で。寂シー!余りの寂しさに二等寝室で寝起きしてしまった。冷蔵庫の中およびお酒、全てフリーなのだが残念なことに下戸なのだ。今回はお菓子とソフトドリンク持参で子供の頃のピクニック気分でレッツゴーなのだ。
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月6日
 夕方、関西ニューパワー展に顔をだし、その後かねてから欲しかったiBOOKを見に行く。今夜舞鶴よりフェーリーで北海道に向かうのだがその前にどうしてもIBOOKが必要に思えたのだ。いつもそうだ。旅はすきだが出発前のワクワクドキドキと入り交じる不安。それをごまかすかのように何かが欲しくなり正当化する。大なり小なりマリッジブルーとにてないか、などとわけのないことに思いを巡らせてしまう。出発の時間を考えると、2時間がタイムリミットだ。本体だけではなくどこでもインターネットに接続できる携帯端末も必要だしその開設手続きもいる。何よりも私はそう言うことに詳しくはないのだ。いつもあっちにぶつかりこっちにぶつかり、なんでか分からないがなんとかなってる。なんでか分からないからまた同じ失敗をし、また右往左往する。そんなレベルだ。焦りまくりながらなんとかそれを手に入れ舞鶴に向かう。夜中の11時半に出港。即効で眠りにつく。
1月7日
 眠りからさめるとそこは大揺れ地獄であった。まあ揺れる揺れる。iBOOKどころの話ではない。夕方まで情けなく床に這いつくばっていた。ピクニックのお菓子どころか食事もできない。
1月8日
 一時間半遅れの午前5時30分。まだ真っ暗である。雪もつもっていて、もちろん道路はツルツルピカピカである。信号機のシグナル光が凍りついた道路に怪し気に映る。お昼前に無事美瑛辺に到着!昔の記憶をたどりロケハン、ロケハン。まだまだこの頭も捨てたもんじゃない。覚えてる覚えてる。最近自分の記憶に疑問を感じていただけに、一安心。夜は以前お世話になったことのあるウッディーライフに宿をお願いする。オーナーが替わっていて吃驚!
1月9日
 
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日の出を狙い早起きをするものの空振り。場所を移ると雲間から光が。夢中で一本撮ってしまう。晴れたり曇ったり、この周辺だけで150Km以上走りまくりロケハンパート2なのだ。それにしても氷りの上の運転は恐いー!
1月10
 本日も早朝撮影。当然のごとく早起きする自分がいじらしい。しかし今回も空振り。ウッディライフに戻り豪華な朝食をいただく。本当に美味しく余韻に浸るごとく根っこが生えたようになかなか動けない。朝は粗食の方がいい?幼稚園の子供達のそり遊び。思い思いの色が白のキャンバスに映える。
1月11
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朝の気温マイナス15度。晴れる予感。しかし雪はふる。今日も朝日は拝めないのか。ところがどっこいこの日は良く晴れた。今までためにためたパワー炸裂なのだ。撮っては走る、
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撮っては走る。夕日のポイントの丘に2時半に到着。3時半に林の中に日が沈むため早めのスタンバイ。今日こそサンニッパが火を吹くか?
1月12
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 今日はお馬さんを撮りに新冠までいくのだ。吹雪の日高峠越えはまさにハラハラどきどき。それにしてもなぜに、そんなにも飛ばすのだ土産子よ! なにか確証でもあるのか!巻き込まれることを恐れつつなんとか峠をこえると天候がガラッと変わる。お馬さんの姿も増えてきた。急げ新冠。
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月7日
 2月のはじめに大阪城公園、そして昨日今日と京都の北の天満宮で梅の撮影なのだ。昨日は地下鉄今出川の駅から地上にあがってびっくり。一面の雪景色。梅に雪だぁー。はやる気持ちでそそくさとバス停にいくがバスが来なーい!案の定、行ってみると天満宮の雪はほとんど消えていた。タクシー代ケチッタのが悔やまれる。しかし咲きはじめの梅の花は初々しい。天気雨ならぬ天気雪の中、2時間みっちり撮影しましたよ。お昼の老舗うどんやは超混雑。タクシーの運ちゃんにつれられた修学旅行生で一杯。店のお人も忙しいのか「はんなり」なんてカケラもなかったなぁ。その点翌日行った上七軒の喫茶店は直球ど真ん中、ストライクー!ッて感じの京都どす。御飯ものはピラフしかないけど。
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月8日
 ibookの支払いが終わってないのにまた買ってしまった。お金がないのに買ってしまうのはストレスのなせるわざなのだ。ただいま唯一やっているスポーツが冬場のスキー。それも激安信州日帰スキーなのだ。もちろんマテリアルにもお金はかけない。前回買ったスキー板は1,980円、税込み!レジで20,000円をうれしそうに差し出していた(19,800円税込みと思っていた。)ぐらいのびっくり価格なのだ。しかも一流メーカーの上級モデルなのだ。2シーズンの型落ちだけど。そんな調子だから3万4万なんてとんでもない、はずなのだが...。ご多聞にもれず半額には弱いのだ。ただの4万と半額で4万とは違う!、はずだ...。たぶん....。これぐらいのことでこんな言い訳をしなければならない自分が悲しい....。まあとにかく週末は激安信州日帰りスキーなのだ。もちろんカメラを背負っているのだ。えらい!!
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 琵琶湖はいい。その大きさ、周囲の山々、複雑な気象など変化に富んでいる。当然興味を引く被写体にも事欠かない。今日は湖北で一日楽しんだ。明日も同じコースをたどる。でも同じ出合いなど二度とない。この琵琶湖ではなおの事。
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 大阪城公園の梅も盛りか、それとも人の多さにそう思うのか、とにかく結構な人なのだ。梅の撮影なのだが日中に、それもこの人込みは結構きつい。その思いが写真に出てしまう。写真って恐い!!
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 今日は下関、門司でのモデル撮影なのだ。ここに来るのは何年ぶりだろう。なつかしい。共にきれいに整備にされつつ、昔の良さもたっぷりと伝わってくる。とくに門司港駅の駅舎はすばらしい。さらに駅員さんの制服。渋いねぇ、レトロだねぇ。地域全体で盛り上げ成功している感じがする。さて撮影の方は色々と細かくうるさい指示に嫌な顏一つ見せずにつきあってくれたユキちゃんのおかげで機嫌よく終了、ただいま京都に向けのぞみ34号は爆走中!!
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 大阪の万博記念公園でのこと。梅も盛りでたくさんの人がきていた。当然カメラマンも多く、半数近かったように思う。ここはロープなど無く花に近付きやすく雰囲気も良いところなのだ。ところが一部のカメラマンによりギスギスしたものになっていた。背景を想い通りにしたいのか、花が咲いているその枝にタオルを掛ける者、光を待つとかぬかして、カメラもセットせず三脚で場所取りをしてる者。なにか忘れてはいないだろうか。みんなの善意によって我々の撮影は成り立っているのだよ。カメラを持っていたら何をしてもいいのか。車を運転すると人が変わるかのように全くのわがまま、迷惑この上ない。撮影者が卑屈になることはもちろんない。でもね、みんなの花、みんなの公園、みんなの時間なのだよ。あんたの家の庭でやンな。こういう族に意見すると、自分の狭い世界のルールでものを言いマナーは守っているとかのたまう。君君違うのだよ、マナーとは公共のルール、君の勝手な決めごとのことを言うんじゃない。いくら言っても分からないカメラマン(こんなのと同類に思われるのは嫌だなぁ)を目の当たりにして、人のフリ見て我がフリなおせを心に誓う。
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昨日と今日と快晴。特に今日は白山の白い山並みも本当に近くに感じられる。そう私は野麦峠スキー場の頂上にいる。ここからの眺めは最高なのだ。南から木曽駒、御岳、白山、正面に乗鞍、そして北に穗高。天気の良いときのこの大パノラマは何度見ても感動する。本当に凄い。2130mからの眺めと言えば普通見下ろすものなのだが、これだけの高さを持ってしても及ばないこれらの山は雄大すぎて正直写真では持て余しぎみ。しかし何度でもチャレンジさせてしまう魅力がここにはある。スキーをしなくてもリフトで頂上へいける。天気は良くても2000メートル超。防寒対策は怠りなく。
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播州綾部山は花盛り。右も左もウメ梅うめ、ひと人ヒト。にぎわってるねぇ。今日は近くの新舞子で夕景の撮影をするのだ。天気もいいし、わくわくなのだ。ホテルはしゃれたリゾートホテル。フレンチのフルコース。なぜか独り。(当然か)寂シー。

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 東大寺お水取り、修ニ会に来ているのだ。と言ってもまだ夕方の4時、松明が上がってくる時間にはまだまだある。上がって来ると言ったが、今いるところは二月堂の舞台の上。今日はここで炎に身をかざす。ユキが舞う二月堂より。
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 修ニ会も今日で中日。雨も上がり空気も澄渡り生駒の山を近くに感じる。街の光りが輝きをまし興福寺の鐘が七時を告げる。それが合図だ。連行衆がニ月堂にあがってくる。その足下を照らすには余りにも大きな松明が闇を焦がす。風が炎をナブリ火の粉が舞い散る。胸が高鳴る。静かに祈るのではない。全身全霊、力の限りに祈る。そんな祈りがここにはある。
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 修ニ会のクライマックス、だったんを観て今年の修ニ会が終わった。今年もとても興奮し、感動した。正月あけ、大阪のミノルタフォトスペースに修ニ会の松明を題材にした(祈りの炎)を出展していたが、今回撮影したものを加えてぎゃらりーRで発表したいと思っている。すぐやります。はい。
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 桜が近い。今年は飽きるほど撮る、つもり。
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 久々の登場。今年の桜は雨の印象。吉野山での2日間だけは俗にいうピーカン!花見には最高!お弁当持って最高の花見をさせていただきました。写真はちょっとねぇ。しかし4月1日の南紀の桜から22日の奈良県曽爾村の桜までホントよく撮ったなー。ほとんど雨の中、時には雷鳴が響くき大粒の雨に叩き付けられながらの山中での撮影。気分的には1ヶ月以上桜ばかり見ていた様。今年もいい写真がとれました。
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 福井は鯖江市に来ているのだ。この街は実に三年ぶり。前回は秋の紅葉のころにお邪魔したのだが、今はツツジが真っ盛り。快晴無風の今日の天候で眩しすぎるくらいの鮮やかさなのだ。事実、眼の奥が痛い。モデル撮影会の指導ということで4人のモデルさんを写真家のT氏と一緒にお世話するのだ。もちろんカメラマンの方々の撮影指導が主な仕事なのだがモデルのお姉さんが気持ちよくお仕事できるように色々気を使っているのだ。もしかして中間管理職のヒトに似てない?
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 新緑真っ盛りの滋賀県は石山寺。こちらも約3年ぶり。ミヤマツツジが美しい。
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 あっという間にフジの花も駆け抜けていき、バラがもう満開なのだ。今日は長居植物園。好天も手伝い人出は好調。バラの顔を見るつもりがファインダー越しにヒトの顔がチラリ、チラリ。きっと向こうのヒトのファインダーにも僕の顔がちらり、ちらり。お互い様なのだ。お弁当とパラソルが似合う土曜日、お昼前。
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 今年は本当に、あっという間の連続。落ち着いてものを見てない不安にかられる。今日は朝から京都の龍安寺なのだ。10時スタートなので今、朝マックの最中なのだ。今日は日中26度をこえるとラジオがうたう。一汗流してきますか。
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 ウチワまきで餅を拾う。今日はならの唐招提寺の(うちわまき)である。そうあの鑑真和尚の唐招提寺なのだ。なんともありがたいのだ。そのありがたいお寺でありがたいウチワ(宝扇)が振る舞われるというのだ。アリガタヤ、アリガタヤ。福を授かろうと集まった老若男女、御苦労さまです、一緒にがんばりましょう、てな具合に各々ポジション取りをする様が面白い。場所柄喧嘩ごしの人はいないが、この和やかな雰囲気はそう長くは続かない。ものを取り合う時の人の様は凄まじい。無数の手が一様に波打ち空をつかむ。宝扇めがけて押し寄せる。やはり向き不向き、能力の差が時間の経過とともに確実にあらわれる。それと同時に見隠れするずる賢さ。子供のそれはまだ笑って見過ごす余裕はあるが、大人のそれは苦々しく醜い。今見ているものはすなわち自分に心、鏡に写し出された自分自身........。高見の見物をしていたので色々と考えた。でも考えてばかりじゃ始まらない。その中に、物事の中心に入ってみなくっちゃ。ということで後半は一緒になり行事に加わる。家路に向かうその手には宝扇はもちろん、まかれた餅までがしっかりと握られていた。皆が健康でありますように。
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 前日入ってきた電話は「明日の撮影実習どうしましょう」。そうなのだ、明日台風が大阪を直撃するかも知れないという。前回の授業で「台風でもやります」などと季節外れなことを宣言したのだが、そんな阿呆な、って感じである。でもまあ実習地の鶴見緑地には大温室の咲くやこの花館がある。何とかなるでしょう。で今日である。朝10時の鶴見緑地駅は快晴。日射しが痛い。早朝テレビニュースを騒がしていたものって....。とにかく嘘みたいな天候の中実習スタート。
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螢を求めて下北山でみたものは...
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 半年遅れのお伊勢参り。30度を超えるような厳しい日ざしが子供らを五十鈴川に誘う。うらやましいぞ。皆服のまま、もしくはズボンだけになりジャバジャバやっている。それにしてもこの川のきれいなこと。平地で海も近いのにこの透明度。これぞ神通力か。赤福本店で名物をいただきながらふと思う。
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 グループRAYの写真展も盛況の内に最終日。ベテランからnotベテランまでいろいろな写歴を誇るグループRAYだが、何が面白いってそれぞれにそれぞれの自分歴があり、それを誇らしく示すことだろう。写真をのぞきこむとき僕はいつもその人(撮影者)のことを想う。心がざわめき、説明しがたいエネルギーがわき上がりイメージがグルグルする。

 元祖天才バカボンのパパと同い年になった。何も変わらない。のか、変われないのか。変幻自在が理想。自分にとって自分が一番面白い、それも理想。
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 紫陽花の季節も過ぎていき、もう梅雨明けか!などと思っていたら凄い雨。土砂降り!スコールかこれは。しかしまあ、結構撮りましたよ、紫陽花の写真。光り輝く顔も良ければ憂いも良し。結局自分がどう感じられるか、どれだけのチャンネルを持っていてどれだけ深く想えるか。写真以前の問題が非常に重要であることはどの世界でも一緒であろう。今日の分だけ明日はもっと広く、深く、大きくなれる。
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 海の日。天保山花火大会の日なのだ。昨年は三脚の部品を忘れ三脚が使えず、手持ち撮影とあいなりお陰ですばらしい光跡アートなるものが造れたのだが、今回はバッチこい!!なのだ。何でも撮ったるでぇ~。意気込みはあったのだが...
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 セミの羽化。庭ではセミの羽化がピークに達しようとしている。夜の静けさとはウラハラに誕生の時はけっこう壮絶なのだ。ライトをつけて浮かび上がるのはジッと羽を乾かしている若蝉。しかしその近くで何やらうごめくものが...。ムカデだ。羽化したばかりの若蝉にカラミツキ、体液を吸われたのかその若蝉はミイラのようにしぼんでいた。むせ返るような生を感じるシズカナ夜。
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 あっという間の一ヶ月。もともと文章を書くのが苦手なのだ。だからなかなか更新できない。なにはともあれ1ヶ月振りの復帰。暖かく見守ってやって下さい。突然ですが11月に今年も行きます、カンボジア。興味のある方は、あれこれ2002を御覧下さい。カンボジアの興奮が少しでも伝わればと思います。
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 残暑が厳しい。そんな事言わんでも分かってるわい!って怒鳴り声が返ってきそうである。みんなイライラしてない? 9月は彼岸花の季節である。今年はいったいどうなるのか全然読めない。撮影予定がつまってるだけにホント恐いのだ。カッコよく言えば一期一会、僕の場合はその場その場の出たとこ勝負(もちろん手抜きはなしヨ)。まあ予想できるような頭も持ち合わせてないんだから、これからもガチンコでいくぞ!オー!!
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Hiroko Ishii(
フロンティアコーポレーション)
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鳥取米子は暑い!!気温と若い女の子を取り巻く熱気で灼熱天国なのだ!!東京からミス・インター、ミス・ワールド、大阪からピチピチモデル2名。男は燃える、女も濡れる。汗という体液を吹き出しながら生を感じたあつい一日だったのだ!
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Keiko Uto (
フロンティアコーポレーション)
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 酷暑の明日香路を彼岸花を求め歩く、歩く。ない!本当にないのだ。4.5本の彼岸花にむしゃぶりつくようにしてカメラをむけた。思考回路はショート寸前。秋は遠い。
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 ここ何日か、明日香村に行っているのだがホントに秋? 明日は葛城古道からやはり明日香路。どんな出合いがあるのか。わからないから、期待するから進んでゆける。いやはや調子のいい生き物だ。
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明日香路、九品寺は静かに赤く、曼珠沙華が迎えてくれた。ニュースによれば明日から秋だという。デジタルな時代である。
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夜明け前、空に星が還る。乗鞍より
 手をのばせば届きそうな無数の星達が迎えてくれた、一年ぶりの乗鞍。まっさらな一日のはじまり。
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 忙しいという名のもとに あれこれ を一ヶ月すっぽかしてしまった。反省。しかし、実は11月の方が(あの懐かしい小森のおばちゃま風にいえば)モアハードよ。なのだ!! 5日からは昨年に続きカンボジア行き。帰ってからもロケ続き。もともとこの時期は忙しいのだが今年はいっそうなのだ。はたしてどうなるのか!
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奈良県天川村

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 高野山は紅葉真っ盛り。美味しいごま豆腐もいただき、思い残す事なく(?)カンボジアへ旅立つのだぁー!
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 カンボジアから帰ってきたら休みなし。覚悟はしてたがちょっとつらい。紅葉も無事残っているようだし、バリバリ撮っちゃうもんね。できるだけ早くカンボジア記を記そうと思います。でもまあ気長にまって下さい。どうせ僕のこと、仕事が遅い!
カンボジア
 ガイドのサンバン君がいう。うそでしょ。からかわないでよ。彼はある意味私よりも日本の歴史、風俗、習慣に通じている。そんな事まで知ってるの。私は知りませんでした、ごめんなさい。なんて思ってしまうぐらいよく知っている。向上心いっぱいで自宅にワニをいっぱい飼って繁殖させ、ゆくゆくは大金持ちの資産家になるという野心いっぱいのプロフェッショナルガイドである。とにかく勉強熱心なのである。その彼が知らなんだ!そればかりか本当に驚いていた。日本はカンボジアにとっては最大の援助国、ダントツだそうだ。その日本が?信じられないよ。
 カンボジアは貧しい。というか貧しい人が多い。街から離れた農村部では布団を使うという習慣がないためか朝、寒さで眼がさめると家族で身を寄せあい暖をとるのだという。これが嘘ではないらしい。街の場合はどうか。日本でいうところのホームレスの方が結構いるらしい。そうだろうなと思いつつ日本も一緒だよ。大阪もホームレスは多いよ。と私は言った。
 でサンバン君が驚いたのだ。信じてもらうのに時間がかかった。別に私の人相が悪いから信じてもらえなかったのではない。絶対にない。断じてない。はずだ...
 次にサンバン君が発した言葉が私の頭の中を駆け巡る。「そんな困っている人がたくさんいるのにどうして日本は他の国に援助などするのか。そんなことおかしいじゃないか。やっぱり嘘だ。」 
 今も頭を駆け巡る...
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 うまい!! うどんの事である。昨今は讃岐ブーム。讃岐うどんは確かにうまい。異論はない!だんじてない。しかしである、私が今いるところは富士吉田、そうあの富士山がドドーン!と目前に広がるあの富士吉田である。関西系の薄味好みの私は味にはちょっとうるさいのだ。作れないのにである。値段なんて関係無し、旨けりゃいいのよ、うまけりゃ! 「うどんのまち」という文字がはためく中、目指した店は「都合によりしばらくの間、休業します」。松田勇作よりもいかりや長助に近い「なんだこりゃー!」を発し暫く途方に暮れる。だがこんな事はしていられない。なぜなら吉田のうどんは売きりなのだ。朝、麺をつくりなくなったら終わり、ジ・エンドってやつなのだ。時計はもうお昼をとっくに回っている。急げ!!イソグノダー! 一軒の店に電話をかけると、すぐ来るなら食べさせてやるとの事。カーナビを駆使し、ジモピーの後をつけ、畑の一本道で行き止まり、それでもようやく辿り着いた店は大繁盛の真っ最中。並んでる間に注文をとりにくるが様子がわからない。うどんをかっ込んでいる客を覗き込み旨そうなやつを注文する。冷したぬきと肉うどん大盛り。うら若き?女性が食べている。勿論1人分だ。結構な量なのだ。まずは肉うどん。もっちり固めの麺、讃岐ものとはまた違う歯ごたえ、のど越しである。出汁もなかなか美味しいのだ。問題は冷したぬきなのだ。冷したぬきって........??。冷しうどんの具がどうやらキャベツらしい。しかも天カスいっぱいだぁー!。恐る恐る食べてみる。「なんだこりゃー!」今度は松田勇作だ! キャベツのサクサク感と天カスのシャリシャリ感とでもいうのか、絶妙である。これに太めのもッちり麺と出汁が絡んで「なんだこりゃー!」の旨さなのだ。参った、マイリマシタ、なのだ。これで700円は安い!まだまだ食べれるな、と思いつつもうどんしかないこの店で又うどんを頼む事とよりも、後ろで席が空くのを待っているお客の反応を恐れ、勘定を済ませ店を出ると雪をかぶり日に照らされテカテカになった顔の富士山が笑ってた。
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本栖湖

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 若いっていいねぇー。大阪河内長野での事デアル。山の中のお寺での撮影会。日陰に入ると結構寒い。モデルのリエちゃんは開口一番「私暑がりなんです!!」 と言うとさっさとコートを脱ぎノースリーブの真っ赤なワンピースになったのだった。勿論私も厚手のフリースを脱ぎ捨ててリエちゃんとの熱いフォトセッションを繰り広げたかったのだが、そんな無茶はできないのだ。だってもう一人の子はコート脱いだ時点で強烈な(サブイボ)出してはりました。さむそー!! 絶対寒いはずなのだ。しかし女に二言無し。彼女は最後までノースリーブを貫くのだった。御苦労さまでした。
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松山りえ(フジカワファッション)
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大阪万博記念公園

 
 今年の紅葉は.....。はぁ~。というような反応が多い中、いってきましたよ万博記念公園。それも二日連続だぁ~。結果は御覧のとおり。なかなかいいでしょ。灯台元暗し、青い鳥は近くにいるのだ。ちょっと大袈裟か。
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 今年も大晦日はやってきた。健康で一年を締めくくれる事に感謝。応援してくれた方々にも感謝。そう思いながらテレビを見ていたらなんかおかしい。面白い話をしていたのではない。テレビの調子がおかしいのだ。電波状態が安定しない所を走行中の車載テレビ、まさにそれなのだ。私の家は移動式ではない、念のため。寿命か。かれこれ10年選手である。(言い方古いか) 懸命の修理にもかかわらず、一足先にビデオは逝ってしまい、ついこの間、電子レンジも煙りを噴いて生き絶えたところである。家にチンの響きがなくなるというのは、まさにに時間を巻き戻したようだ。これでテレびくんにもしもの事なんかあった日にはどうなるんだろう。年が代れば何か変わっているのだろうか。来年も変わらずの、ごひいきを。









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